秋葉原とつくば市を最短45分で結ぶつくばエクスプレスが今月24日で開業10年を迎えたそうです。開業以来、よく仕事等で乗車することのある路線です。最初の頃は、競合するJR常磐線との運賃の差もあったからでしょうか、空いているという印象でしたが、便利さが受け入れられたのと沿線の開発が進んで人口が増加したのでしょうか、年々、混んできているように感じます。
沿線は、何も無いところに鉄道を通したという感じで、駅の周りもまだ土地が余っており、いつも、さながら映画などで見る南満州鉄道の沿線のようだと思っています。
実際のところは、自治体等が先行取得した土地が処分しきれていないところもあるようであり、鉄道自体は開業5年目から黒字と順調のようですが、ライバルのJR常磐線が、今春、一部、東京・品川まで乗り入れるようになったこともあり、先行きは必ずしも楽観視できるものではないようです。
乗り心地については、速度が速いことと、車両の大きさや形状のためでしょうか、電車では乗り物酔いしない私が酔いそうな感じです。
東京駅まで延伸という沿線からの要望もあるようですが、延伸となると学園都市から東京駅まで行く高速バスよりも便利になると思います。